皆さんディズニーリゾートには行ったことありますか??
私は九州にいながら最低年1は行きますし、東京出張のときはアフター6を使って1人で行ったりもします。
私がいつも思うのは、ディズニーリゾートほど、社会人が身につけるべき"おもてなしの心"を学べる場所はないということ。
丁度先程ディズニー特集をTVでやっていたのもあり、今回は私がディズニーリゾートに行く度に感じる、このおもてなしの心について、徒然なるままに書きたいと思います。
世界最高峰のアトラクションの裏側には
ディズニーリゾートといえば、世界最強のクオリティを誇るアトラクションにまず注目しますよね。
稀に不具合があったりもしますが、あれだけたくさんのお客さんを乗せて、1日中安全に動き続けるアトラクションの裏には、技術者たちの高度なスキルと努力が見え隠れします。
創設者ウォルト・ディズニーは、アトラクション内の人形たちの動きをいかにリアルに見せるかにこだわっていたと聞きますが、そういったこだわりは、人形に限らずあらゆるところで感じることができます。
全ては"お客様を喜ばせるため"。
お客様のためなら一切妥協しないその姿勢は、ウォルト亡き後も確実に世界のディズニーリゾートで受け継がれています。
パーク内に溢れるおもてなしの心
番組でも紹介されていましたが、ディズニーリゾートはパーク内細部に渡るまで、ディズニーの世界観が丁寧に表現されています。
像、植物、音楽、装飾物、あらゆるものが私たちをディズニーの世界に連れ出します。
だからこそ、私たちはパーク内にいる間は非日常にどっぷり浸かることができるのです。
いつ行っても、どのエリアに行っても私たちに驚きと感動を与える何かしらの演出があり、それをあえてオープンにしていないのが粋ですよね。
見つける喜びを奪わないというのも、ディズニーのおもてなしの心の1つだと思います。
ディズニーリゾートのリピート率は毎年90%を超えると聞きますが、納得ですね。
ディズニーキャストのスキルがあればどこでも通用する!?
いつも感心するのは、キャストの方々がディズニーの世界観を忠実に守っているところ。
お客さんのことを第一に考え、非日常感を演出するのに余念がありません。
さらに驚くべきは、基本的にお客さんを喜ばせる方法は、キャスト1人1人に委ねられているということ。
例えば、なくしものをしたときに、ただ探して届けるだけではなく、ミッキーが探してくれたよ!というセリフを添えるとか、雨上がりは水たまりの水を使ってキャラクターの絵を地面に描いてくれたりとか。
あとは不安を与えないというのも徹底していますよね。
以前、友人とスプラッシュマウンテンに並んでいたのですが、そのときの待ち時間は90分。
あと少しでアトラクションに乗れるというときに、友人がなんとお腹を下してしまったようで、どうしてもトイレに行きたいと入口に向かって逆走!
置き去りにされた私は、焦りながら事情を近くにいたキャストさんに話すと、キャストさんから乗り場付近で待っていて欲しいと言われました。
その数分後、なんとその友人が特別ルートから登場!
どうやら入口付近のスタッフさんと連携して、友人を最短ルートで乗り場まで案内してくださったようなのです。
これには私も友人も大感激!!
スタッフの方の気遣いの心に、とても感謝したと共に、お手本にしなきゃなと思ったのでした。
このようなお客さんを最優先で考えられて、しかも最善の行動をとれるスキルって、社会人にとってかなり重要だと思うのです。
接客業だけではなく、わたしのような事務職にとっても同じ。
お客さんにあたるのは社内の従業員ですが、普段従業員におもてなしの心を持って、丁寧に接することができているかと言われると、あまり自信はありません。
仕事の技術的なスキルはもちろん大事ですが、あらゆる業務で肝になるのは、人を動かす力。
それは、物理的な意味でもそうですし、心理的な意味も含みます。
ディズニーリゾートでは、キャストさんたちの行動を見ているだけで、その力を目の当たりにすることができるので、本当に素晴らしい教育現場だと思います。
楽しみ方は人それぞれ
ディズニーリゾートは色々な楽しみ方があります。
娯楽はもちろん、四季のすばらしさを感じたり、人の温かさを感じたり…。
知らない人たちに向かって笑顔で手を振れるのは、ディズニーリゾート内だけかもしれません。笑
これまで20回以上は行ったと思いますが、行く度に新しい発見があるディズニーリゾートが、本当に大好きです。
人との接し方、人の喜ばせ方を学ぶという名目のもと、また近いうちに遊びに行きたいと思います。
おわり。