いろどり。

毎日にちょっとした彩りと刺激を。メーカー人事職として働く20代後半OLが、日々の暮らしに役立つちょっとした知識と、夫や友人と繰り広げるおもしろ日常を書いていきます。

MENU

【あがり症の方に勧めたい!】〇百人の前で話すこともある私が実践している緊張との上手な付き合い方

f:id:RumA:20200830212833j:plain

今日のお昼、たまたま観ていたTVで出ていたのが、プロテニスプレイヤーのクルム伊達公子さん。

 

次世代育成のための特別強化レッスンの講師として呼ばれていた彼女が、集められた学生さんたちに、次のようなことを話していました。

 

「大阪なおみだってナダルだって、誰だって試合のときは緊張する。

 

でも、その緊張の中で、どうしたら最高のパフォーマンスが出せるようになるかを見つけるのが、楽しくなってくる

 

自分に何ができるかを考え、できるようになることを楽しむその姿勢、さすがだなと思いました。

 

テニスに限らず、学校でも仕事でも、どうしても緊張する場面というのは訪れるもの。

 

例えば、プレゼンだったり、定期試験だったり、面接だったり、初対面のお客さんと会うときだったり・・・。

 

「あがってしまって、発表のときに頭が真っ白になってしまった」

 

「緊張のしすぎで、試合では練習の半分も実力が出せなかった」

 

そういう経験をされたことがある方も、いらっしゃるのではないかと思います。

 

かくいう私もそのうちの1人。

 

超あがり症だった私ですが、いろいろと試行錯誤した結果、次の3つを実行することで、最高のパフォーマンス・・・とまではいかなくとも、一定のパフォーマンスは出せるようになりました。

 

①練習の数を増やす

②練習は本番のごとく、本番は練習のごとく

③意識の向き先を絞る

 

それぞれ詳しく見ていきましょう!

 

 

 

練習の数を増やす

 

特に努力することもなく、本番で最高のパフォーマンスができるようになる特効薬的なものを期待していた方、ごめんなさい。

 

この段階は、やはりどうしても必要です。

 

なんでもそうですが、練習や準備が不十分なままいきなり本番を迎えたら、ボロが出るものです。

 

本番を支えてくれるのは、他の誰でもなく、ここまで精一杯やってきた過去の自分

 

「これだけやってきたんだから、失敗しても仕方ない」

 

と、自信を持って言えるレベルの下準備は、どうしても必要です。

 

私は3歳から18歳までピアノを習っていて、コンクールや発表会で、人前で演奏する機会も多かったですが、緊張で崩れたときというのは、不安要素を残したまま本番を迎えていました。

 

「あのフレーズ、5回に1回はミスるんだよな・・・。」

 

って思ってしまうと、もうだめです。

 

そのフレーズはほぼ100%、本番では失敗してしまうんですね。

 

練習での成功率が100%のときでも、本番での成功率はせいぜい80%ぐらいだと私は思っています。

 

そう考えると、練習での成功率が100%近くになるまで、ひたすら練習を重ねるべきなんですよね。

 

人前で発表するときも同じです。

 

小学生のときから、何かと人前で話すことが多かったのですが、なんとかなるでしょ精神のときは失敗するということを、割と低学年の内に学びました。

 

それからは、発表の機会が与えられたときは、朝のスピーチとかであっても、トイレでもお風呂でもお布団の中でも、ひたすら毎日ぶつぶつ練習していたのを覚えています。

 

自分を信じると書いて、自信。

 

まずは練習回数を増やし、これをゆるぎないものにすることが鉄則です。

 

 

練習は本番のごとく、本番は練習のごとく

 

これは、要は"本番を想定したシミュレーション"です。

 

よくスポ根ものの漫画で出てきますが、

 

「練習は試合のごとく、試合は練習のごとく」

 

というセリフがあります。

 

まさにそのとおりで、いかに練習のときに、本番をイメージできるかが重要です。

 

例えば、私はかつて採用担当をしていたときに、学生さんもそうですし、保護者を前に会社説明をすることもありました。

 

そのときよくやっていたのが、本番の会場やお客さんが目の前にいるとイメージし、

ノンストップでひたすら会社説明を繰り返すという練習方法です。

 

会場の広さによって、本番中見渡す視野の範囲が変わりますし、声の響き具合も変わってくるので、事前に会場情報を仕入れることができれば、写真を見てイメージを膨らませます。

 

来場人数や来場者のタイプ(学生なのか、先生なのか、保護者なのか等)も、わかるだけ情報を集めます。

 

ノンストップというのは、本番はやり直しがきかないので、それを想定して、多少つまずいてもとりあえず最後までやってみるということをしていました。

 

そうすると、つまずいたときの対処法まで一緒に練習できるので、本番でも少々の失敗では慌てることはありません。

 

「今緊張していてかみかみになるかもしれませんが、温かく見守ってくださいね」

 

なんていう、緊張マックスのときに入れる冒頭のワンクッションも、練習のときから入れるようにしていました。

 

緊張すら練習に取り込んでしまい、本番の緊張を初めての感覚にしないことが大事です。

 

 

意識の向き先を絞る

 

①も②も徹底したのに、なぜか本番失敗する・・・。

 

これは、本番中の意識が分散してしまっていることが原因かもしれません。

 

何の本番中か、ということにもよりますが、意識の向き先の候補として、例えば次のようなものがあります。

 

①自分・・・試験中など

②相手・・・発表や面接、営業など

③チーム・・・試合など

 

例えば①は、試験や試験など、自分の実力を試すときの意識の向き先です。

 

自分の力がどれだけ通用するか、どれだけの成果が出せるかということに集中します。

 

ここに、「失敗したら親に怒られる」とか、「成功したらちやほやされるかな」とか、余計な雑念が混じると、一気に集中力が低下すると共に、試験とは関係のない緊張がプラスされることになります。

 

②は、相手がいるときの意識の向き先です。

 

発表でも面接でも営業でも、相手にきちんと届いているのか、相手は理解できているか、ということだけに集中すれば良いはずです。

 

それが、「失敗したら恥かくなあ」とか、「ここで良い印象を与えて次にいかなきゃ」とか考えてしまうと、余計なプレッシャーがプラスされます。

 

③は、チームメイトがいるときの意識の向き先です。

 

団体競技のとき、試合で考えるべきなのは、もちろん勝つこと。

 

ただ、それだけではなく、チームメイトにどれだけ貢献できるか、チームメンバーの一員として自分は何をすべきか、ということに集中すれば、変な力みはなくなるはずです。

 

私は大学からジャズピアノをはじめ、バンドを組んでライブをするようになりました。

 

本番でやたら緊張して失敗しまっていたときの私が、ライブ中に考えていたのは、「自分が失敗したら曲が崩れる」とか、「このアドリブうまく弾けたら先輩から褒められるかも!」とか、今考えると自己中心的なことでした。

 

そこから、「メンバーの音に集中して、自分が出せる最高の音をそれに重ねて音楽を作り上げること」を意識するようになると、自然とそれがお客さんにも響くようになったのです。

 

 

緊張することは悪いことではない

 

良い緊張と悪い緊張があり、言わずもがな、良いパフォーマンスを生み出せるのが良い緊張、そうでないのが悪い緊張です。

 

また、緊張のほぐし方を間違えると、良い緊張も悪い緊張に変わってしまいます。

 

例えば、本番前に緊張を紛らわせるために人とひたすら雑談しまくる。

 

これは良い緊張のほぐし方とは言えません。(かつての私の失敗例です。)

 

集中力が低下するとともに、いざ本番に立たされたときに急激に状況が変わるため、精神状態に一気に負荷がかかります。

 

緊張と集中は強い繋がりがあります。

 

緊張が集中力を高め、集中力は緊張から余計なプレッシャーを除いてくれます。

 

だから、本番前は、今までやってきた自分の努力を思い返し、自信を確固たるものにし、100%力を出し切ることのみを考え、深呼吸をするのがベストです。

 

緊張は誰もがするもの。

 

それとどう向き合うかで、本番のパフォーマンスに大きな差が出てきます。

 

本記事が、あがり症の方の克服に少しでもお役に立てれば幸いです!