毎日平凡だなーと思っている人に試してほしいこと。それは、
"今日が人生最後の日"
だと思い込むことです。
なぜ人生がつまらないと感じるのか、どうしたらその思いをぬぐえるのか。
私の体験談と、毎度おなじみ『7つの習慣』等から、お伝えしたいと思います。
なぜつまらない?
私自身、社会人になってから特に、なんだか人生つまらないなって思っていました。
その理由を考えぬいた結果、以下の3つにたどり着きました。
①毎日が当たり前に来るものだという意識
②なんにでも意味を見出さないと気が済まない
③リア充=天の上の人という思い込み
それぞれについて説明します。
①毎日が当たり前に来るものだという意識
楽しみもなければ刺激もない、危険もない。
非常にありがたいことなのですが、そんな日々を送っていると、どうしても平和ボケしてしまいます。
今日やらなくても明日がある。今日はつまらなくても明日は楽しいかもしれない。
いつだって見ているのは先のことで、無意識に"今"をないがしろにしていると、当然目の前のことを楽しめず、虚無感に襲われてしまうのです。
②なんにでも意味を見出さないと気が済まない
昔なら楽しめていたことでも、今楽しめないことってありませんか?
私なら、お絵かきや折り紙、砂遊びとかがそうでした。
久々にしてみようかと思っても、
「一体これをして何のメリットがあるんだろう・・・。」
とつい考えてしまって、手が出せない。
昔は夢中になって観ていたバラエティ番組なんかも、
「これ観ている時間って、あんまり意味ないんだろうな。」
なんて、ちょっとした罪悪感さえ抱いてしまう。
何かの勉強とか毎日の運動とか、そういったものだけが輝いて見えて、でもしんどいから続けられない。
このように、"自分ができること"="無意味なもの"、という意識が根付いてしまうと、何をしても充実感は得られません。
③リア充=天の上の人という思い込み
年を重ねるにつれ、世界が広がり、同時に"到底敵わない!!"と思う人が増えてきます。
「起業しました!」とか、「フリーランスで世界中飛び回っています!」とか、そんな人を見るたびに、自分との格差を感じて落ち込む日々。
ますます平凡な自分の毎日がさえないものに思えてしまい、なにかどでかいことをしないと人生楽しめない、そういう思い込みにとらわれてしまいがちです。
本当に明日は来る?
『7つの習慣』の第2の習慣は、
「終わりを思い描くことから始める」
こと。
つまり、自分が死ぬときのことを思い描いてくださいということです。
自分のお葬式で、誰が来て、どんな弔辞を読まれるかをリアルに想像してみます。
そのときに言われたいこと、それこそが、あなたが目指すべきゴールなのだそう。
また、『仕事ができる人の最高の時間術』という本の中で、アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏の有名なスピーチが紹介されています。
『私は17歳のとき、こんな感じの言葉を本で読みました。
「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい。そうすればいつかあなたが正しいと分かるはずです。」
これには強烈な印象を受けました。それから33年間、毎朝私は鏡に映る自分に問い掛けてきました。
「もし今日が自分の人生の最後の日だとしたら、今日やる予定のことは、私が本当にやりたいことだろうか?」
それに対する答えが「ノー」の日が何日も続く私は「何かを変える必要がある」と自覚するわけです』
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どちらも言っているのは、とにかく人生最後の日を意識するということ。
それだけで目に見えるもの、取り組むことへの感じ方というのは大きく変わります。
私は今日全力で「今日が人生最後の日だ!」と思いながら過ごしてみました。
ここで大事なのは、想像するのではなく、思い込むことです。
でないとなかなか世界は変わりません。
不思議と、毎日見ているはずの景色を綺麗だなと思い、どんな人にだって優しくありたいと思えました。
仕事だって、死んだ後に「こいつ仕事適当にやってたな」なんて言われたくないので、より身が入ります。笑
単純だなと思われるかもしれませんが、人の行動や考えというのは、案外思い1つで簡単に変わるものです。
ちょっとでも気が向くことはやってみよう
これやってみたいなとか、目指してみたいなとか、そう思えたものは、心のブレーキがかかる前にとりあえずやってみましょう!
「どうせ続かないだろうな」とか「こんなことしている時間あったら勉強した方がいいかな」とか、そんなことは考える必要ありません。
色々試している内に、自然と本当に自分が価値あるものだと思えるものが出てくるはずです。
私は、気が向くこと=自分が自分に挑戦してみろとけしかけていること、そう思っています。
意味があるかないかは、そのとき判断できるものではありません。
無意味なものだと思ったものが、後々役に立ったなんて話はよく聞きますよね。
「また時間があるときにやろうかな」
これも、よっぽど他の優先事項がない限りはNGです。
その「時間があるとき」は、本当にやってくるかなんて分からないのです。
何も特別なことはしなくていい。
ただただ、その日に自分が惹かれたものを、その日に全力で楽しんでください。
それだけで、その1日はあなたにとって特別な1日になります。
そのためには、自分時間をたくさん作った方が絶対いいです。
昨日管理術の1つをご紹介しているので、興味ある方はこちらも是非読んでみてください!
この記事を読んでくださった方の明日が素敵な1日になることを、心から願っています。